第121回エコール秋の大見本市 結果速報
今回の大見本市は『伝統と革新が織りなす 新時代のカタチ』をテーマとし、長年にわたり培われてきた価値や想いを大切にしながら社会のニーズの変化にも柔軟に対応し、時代にふさわしい新たな提案を行う会場づくりに務めました。
- 出展社数 計136社(コマ出展114社、イベント館25社。3社の重複を除いた合計)
来場店数 1,424店(昨年比101.6%、計画比100.3%)、随行者も含めた総来場者数 2,372人(昨年比104.1%、計画比101.4%)
売 上 50億8,000万円(昨年比101.3%、目標比101.2%)
と、いずれも計画を上回る事が出来ました。 - イベント館24社を含め計140社と、多様な商品かつ多数の出展社が集う当グループの大見本市を、それぞれの売り方も含めて、ご販売店様にはじっくりと商品にも触れて頂き、商品仕入れと共に情報収集の場として、活発な商談をして頂きました。
ご販売店様からは新商品の情報や店舗づくりのヒントが多数得られたという声を頂きました。
- 当グループが提案の場として毎回力を入れているイベント館では、3つのテーマ「見て触って!話題の文具」「未来を創る防災のカタチ」「明日から使えるあの話・この商材」に分けてご案内しました。
中高価格帯のシャープペンシル12本を書き比べできる「人気の高級シャープ実体験」や「非常用浄水器」「AIによる自動文字起こしサービス」など、実際にお試しいただいたり、実演をご覧いただけたりするコーナーもあり、多くの販売店様に価値ある情報をお持ち帰り頂けたのではないかと考えております。
ショートセミナーは2日間で計5本開催しました。文房具の魅力、SNS活用から防災まで、それぞれの講師からお話しいただき、想定を上回り聴講者は延べ145人でした。特に文具プランナーの福島槙子さんによる「出店各社のイチオシ文房具」の紹介や、文具王の高畑正幸さんによる「世界も注目する文具の底力」では、熱心にメモを取られるお客様の姿も見られました。 - 今回は「伝統と革新が織りなす新時代のカタチ」のテーマを踏まえて、出展社様に3つの企画「①出展社の商品の伝統と革新を表現したPRパネルの作成・展示」「②ご来場社様が商品を実際に触って試すことができるブースの展開」「③自社商品を使い制作した作品例・使用例とPOPをブースに展示し、売り方を提案していただく」にご協力いただきました。
ある出展社様のブースでは、ロングセラーペンの開発秘話や進化を紹介したパネル(①)と、それを使用した日記の展示(③)と、試し書きブース(②)というように、①②③をまとめて展開されるブースもありました。また、別の出展社様のブースでは、柱4面を使い、自社や商品の歴史を動画、年表で紹介され(①)、最後にお試しブースを展開(②)されていたブースもありました。
それぞれに工夫を凝らした展示方法で、ご販売店様から「商品の理解が深まり、試すこともできてよかった」などのお声もいただきました。今後も売り方も含めた情報を提供できる、効果的なプロモーションを考えて参ります。

以上