リコーとエトリアは、資源循環を競争力に転換するコンセプト「Circular New」に基づく取り組みを、業界で初めて開始すると発表した。「Circular New」は、製品の企画・設計から生産、利用、回収、再活用までを一つの循環と捉え、市場で使用された製品を新たな付加価値製品を生み出す資産として活用するモノづくりコンセプト。従来の再製造機や整備機が使用済み製品を元の状態に近づけて再供給するのに対し、「Circular New」では回収した製品から資源や部品を生かし、現行製品ラインアップの「新造機」として新たに生産・供給する点が決定的な違いとなる。「Circular New」をコンセプトにした第1弾として、リコーのA3モノクロ複合機「RICOH IM 6010/4510/3510/2510」を2027年前半から日本および欧州市場向けに出荷する予定。従来のアジア地域の基幹工場における生産方式(集約生産)では約76%だった新規資源使用率を、消費地近接型の循環生産(消費地生産)では業界最高水準となる最小約21%(重量比)まで低減する。ユーザーは、従来と同様に最新世代の製品を選択するだけで、性能や品質とのトレードオフなく資源循環に貢献できる。